株式会社きらきらは、
本年1月に設立20周年を
迎えました。

私はきらきらで働き出して18年の中でもう辞めようと思ったことが3回あります。1回目はまだ働き出して3年くらいの時…2回目は初めて担当だったお客様を亡くした時…3回目は入社してすぐから関わっていたお客様が2人亡くなられた時です。 私の中で死に慣れることはどうしてもできず、どうしてこんな悲しい思いをする仕事を続けなければいけないのか…これから先この仕事を続ける限りまた大切に思える利用者さんたちが増えて、家族のような存在の人たちの死を見守り続けなければいけないのは私にはもう無理だ…と正直今でも思っています。 そんな気持ちの中、仕事を続けているといつも通りのお客様からの「ありがとう」「来てくれてうれしいよ」「あなたに会えてよかった」「顔が見れて安心するよ」「一緒にお出かけするの楽しいよ」などの言葉が嬉しい反面、少しプレッシャーにも感じます。心の中で辞めたい…と思ってることに罪悪感を感じる時もあります。 そんな中、子供から「ママのお仕事って弱い人とか病気の人を助けるお仕事だよね？ 大変だけどママがいるから助かる〜って人がおるのすごいなー！僕もママみたいなお仕事できるようになりたいなー」と言われた時にすごく張り詰めていた気持ちが少し楽になって、「私がいることで助かるって思ってくれる人がいるんだなー今はそれだけでいっか」と少し前を向いて仕事に向き合うことができるようになりました。そんな弱い気持ちを持った私だからできる介護があるかもしれないなと今はプラス思考でヘルパーを続けています。家族の一員のように受け入れてくれているご利用者の皆さんにも、抜けている所がいっぱいの私をフォローしてくれる仲間にも、よわっちょろい私を支えてくれている家族にもありがとうがいっぱいです。