株式会社きらきらTOP > 溝口社長談「介護事業のきっかけと道のり」

ホームヘルパー2級養成講座
自ら障がいを持って生まれ、それゆえに起業した訪問介護事業。
弊社代表取締役社長・溝口伸之がこれまでたどった道のり、会社設立のきっかけ、そして今後の目標について。
  • 仲間の死と、遺族の悲しみ。 「自分は何ができるのか?」
  • 生まれて初めての挫折。 大阪で受けたカルチャーショック。
  • 社会の中で生きたい! 模索の日々を経て、一人暮らしへ。
  • 会社設立のきっかけは、 支えてくれた人たちへの恩返し。
  • 自分自身が幸せでなければ、 人を幸せにすることはできない。
  • 「総合福祉企業」を目指し、 生き続けている限り挑戦する。
自分自身が幸せでなければ、 人を幸せにすることはできない。
会社のスタッフと
会社のスタッフと

 介護福祉の仕事というのは、「その人がその人らしく、豊かで幸せな人生を送っていけるように支援していく」こと。つまり「人を幸せにする仕事」です。しかし、実際の現場で、「収入を考えると将来が不安だ」「理想と現実にギャップがある」というようなヘルパーさんたちの苦悩を聞き、「人を幸せにする仕事をしているのに、介護する人が幸せでなければ、人(介護される人)を幸せにすることはできないのではないか?」と感じました。介護を受ける人だけが幸せになる、また支える側だけが幸せになる、それでは意味がありません。介護される人も、介護する人も、「納得のいく人生を送って欲しい」という思いが第一にあります。

 2004年に会社を設立したのですが、2006年には障害者自立支援法が施行され、障がい福祉制度が大きく変わったことで、その後の経営について、拡大路線で行くか、縮小路線で行くか、という選択を迫られたことがありました。そのときに「何のために会社を立ち上げたのか」と考えました。それはやはり理想を達成させるためです。そのためには拡大路線しかありません。それで「会社を大きくしよう」と決断し、今に至っています。

 現在、社員は150人。弊社が成長できた要因の一つとして、正社員中心の雇用をしてきたことが挙げられると思います。私たちの業界の7割以上がパート雇用と言われています。しかしそれだと所得も安定しませんし、結局やめていってしまいます。それは弊社の目指すべき方向ではありません。そこで、正社員中心の雇用形態をとることにしたのです。これは弊社の最も特徴的な部分といえるでしょう。24時間体制での介護サービスの実施や、利用者の急きょのサービス依頼への積極的な対応ができているのも、正社員が中心で活躍しているからです。

兄や妹家族とイルミネーションをバックに
兄や妹家族とイルミネーションをバックに

 また、しっかりとした企業にしていくには、成長を感じられる職場、休みが確保できるゆとりを持った職場、事業を黒字化させ、所得保障ができる会社、そういった環境も整備していかなければなりません。そのためには、会社の目指していくものをしっかり作り、それを内外に示していく必要があります。逆にそれを行わないと、組織の存在意義そのものも問われてしまいます。そこで、会社の屋台骨とも言える、企業理念、基本方針、行動規範などを明文化し、質の高いサービスを提供するため、社員教育にも力を入れるようになりました。

前のページへ次のページへ